2011年3月11日、当社の代表取締役である水谷は東京へ出張していました。出張の時間はたった4時間の予定でしたが、その短い滞在時間中に東日本大震災が起こりました。
「もしかして死んでしまうのではないか」という恐怖を生まれて初めて感じました。その夜、津波の映像を見て日本の半分が破壊されてしまったということに、悔しさがこみあげてきました。
翌日、避難所では寒さ、低体温症で亡くなっている人もいるとニュースを見て、「え?避難所は助かった人のいるところで、なぜそこで亡くなっているひとがいるんだろう」と考えました。もし、寒さで亡くなるのであれば暖かい環境にしてあげれば助かる命もあのではないだろうか?
そこでダンボールで寝床を作るという発想が出てきました。